日本気象協会が桜の開花予想を発表しました。今春は西日本では平年並みかやや早く、その他は概ね平年並みに開花する見込みとのことです。
http://tenki.jp/sakura/expectation
桜の花は暖かくなれば咲く、という単純なメカニズムで開花するわけではありません。
例えば、暖冬で春の訪れが早いという年に、桜の開花が早かったかというと、一概にそうとは言い切れないようです。
桜の花芽は前の年の夏から秋には形成されますが、その後一旦休眠します。
開花するためには、休眠を打破する必要がありますが、再び開花に向けて花芽が活動を始める条件として、一定期間低温の環境下に置かれることが必要です。
冬の寒気にさらされた後、春に向かって上昇する気温が花芽の成育を促し、やがて開花を迎えることになります。
このような植物の開花の仕組みと気候の関係には、他にも興味深い事項があります。
よく知られているものに菊の開花と日照時間の関係があり、このメカニズムは『電照菊』の栽培で活用されています。
今日は立春。
春の季節を代表する桜の花に寄せて、地球環境や生物多様性の保護などにも思いを巡らせるいい時季かもしれませんね。
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